VMware FusionからKVMへのゲストOS移行
VMware Fusion上で使用していたWindows Vista(64bit)が割り当てメモリ不足からか非常に遅いため、メモリに余裕のあるLinux機のKVMへ移行することにしました。
主な作業は以下の通りです。
-
- ディスクイメージの結合
- ディスクイメージの変換(vmdk→img)
- KVMでの起動
ディスクイメージの結合
VMwareでVistaのディスクイメージを作る際に2G毎に分割して作成したので、ディスクイメージを1ファイルに結合します。
結合には、"vmware-vdiskmanager"を使用します。
$ /Library/Application\ Support/VMware\ Fusion/vmware-vdiskmanager -r $HOME/Library/VMware/Windows\ Vista\ x64\ Edition.vmwarevm/Windows\ Vista\ x64\ Edition.vmdk -t 0 WindowsVistax64.vmdk Creating a monolithic growable disk 'WindowsVistax64.vmdk' Convert: 100% done. Virtual disk conversion successful.
作成された"WindowsVistax64.vmdk"をLinuxへコピーします。
ディスクイメージの変換
raw形式のイメージへ変換します。
$ kvm-img convert WindowsVistax64.vmdk -O raw WindowsVistax64.img
起動
$ kvm -hda WindowsVistax64.img -boot c -m 4096 -monitor stdio
とりあえずVistaの起動は確認できたので、ブリッジネットワーク、virtio等を設定していく予定です。