徹底抗戦

ライブドア社長 堀江貴文氏による書き下ろし。
最高裁判決前であるが、「ライブドア事件とは何だったのか?」ということを当事者である堀江氏が明らかにしている。


私自身、ライブドア事件については、メディアで報道されている程度の知識しかなく、詳細は良く知らなかった。
「決算ごまかして、不当に株価操作したらしい」程度のことしか知らなかった。
本書では、ライブドア事件の具体的な容疑が整理されており、非常に分かりやすかった。
大きく分けると、

  1. 偽計及び風説の流布
  2. 有価証券報告書虚偽記載

である。
本書を読了した後の感想としては、実刑判決を受けるような事件ではないような気がした。
不正や犯罪性がある事件ではあるが、本書でも記述されているように課徴金制度の適用でよかったのではないかと。
とにかく、最高裁の判決に注目したい。



※まったく関係ないが、ライブドア事件東証システムは停止したが、livedoor blogは意外とレスポンス良く動いていて、livedoor blogすごいなぁと思ったことを思い出した。