Virtualization Benchmark (VMware ESXi, Windows Hyper-V)
VMware ESXi、Hyper-V、ネイティブ環境でのベンチマークを実施した。
環境は以下のとおり。
[HW]
[GuestOS]
- OS: Windows Server 2008 Enterprise (64bit/Full-Install)
- CPU: 4CPU
- MEM: 4GB*1
- HDD: 40GB
[Benchmark Software]
- CrystalMark2004 R3 0.9.126.451*2
- Mark (総合得点)
- ALU (整数演算能力)
- FPU (浮動小数点演算能力)
- MEM (メモリ速度測定)
- HDD (ハードディスクの速度測定)
- GDI (グラフィック表示速度)
- D2D (2次元グラフィック表示速度)
- OGL (3Dグラフィック表示速度)
[測定方法]
- ゲストOSは、一つのみ起動
- 各環境で、CrystalMarkを3回ずつ実行し、平均値を計測
- ベンチマーク実行毎に、OSを再起動しクリーンな状態で測定
まとめ、感想
ベンチマーク対象ゲストOSのみ起動したため、ネイティブ環境と遜色ないパフォーマンスが得られた。
しかし、ハードディスク速度については、ネイティブとかなりの速度差がある。(当然ではあるが。)
仮想化する際、ディスクI/Oについては、十分な検討が必要だと思った。