OSC2008 Tokyo/Fallに行ってきた -仮想化とかDebianとか勉強会大集合とか-

家を出るのが遅くなり、ちょっと遅刻しました。
懇親会は仕事都合により、参加できませんでした。

仮想化友の会 第3回 濃いバナ

途中から。

  • Oracle and Sun Microsystems | Strategic Acquisitions | OracleOS/2を動かす
    • OS/2は、最近の機器だとデバイスドライバがなくて使えない。でも使い続けたいというニーズはある。
    • 仮想化で稼働させようとしたけど、XenKVMでは動かなかった。で、Sun xVMで動いたよという話。
    • リングが階層構造(?)になっているけど、リングがあがれば速い。実機(ネイティブ)より速い。
    • Demoで、WinXP上でOS/2動かして、その上でWin3.1が動いていた。すげー。
  • 仮想化のベンチマーク
    • ベンチマークのポイントは、「VMへのベンチマーク負荷は外部から」と「キャッシュバッファの影響を考慮」の2点。
    • 物理設計が大事。単体のパフォーマンスではネイティブに負けるが、VM2つ動かすとかでカバーできる。

「あなた」とオープンソースフリーソフトウェア、そして「Debian

Debian JP やまねさんのセッション。
フリーソフトウェアオープンソースDebianの歴史から開発形態とライセンスまで幅広い内容でした。
面白かったです。

勉強会大集合

  • IT 勉強会カレンダーの認知度 -> 会場の約9割が知っている。
  • 勉強会の法則は、「開催のメリット>開催のコスト」
  • 勉強会を何でやるのか?
    • 楽しい。
    • 世界が変わる。
    • 自分を晒す。(自分を晒すことで成長できるとか)
    • 興味のある技術的な話ができる。(技術的な話で酒が飲める)
  • 運用コストを減らす方法
    • 運用しない。(自発に任せる)
    • 大人力を信じる。(自発で)
    • 会場を公共施設などに固定する。
    • 会場を企業から借りる。
    • 昼間の居酒屋の宴会スペースで勉強会、夜はそのまま懇親会。意外と貸してくれる。
    • 小規模勉強会には、カラオケBOXが有効。(電源確保など。)
    • 勉強会の回数が増えてくると、知り合いが会場貸してくれる事も。
  • 参加の敷居
    • 勉強会に参加したことある人 -> 会場の約7〜8割
    • 常連が増えると内輪感ができてしまい、初めての人が参加しにくい。
    • でもリピータ(常連)を増やす必要もある。
    • 事前課題を出すことで、議論へ参加しやすくする。次回への課題にも繋がる。(参加者もOutput/Inputの両方をやってもらう)
    • 勉強会の告知方法や開催回数、開催場所(地域)を工夫する。
  • 主催者の負荷を減らす方法
    • 懇親会の調整が大変。ある程度の規模になったら、公式な懇親会は開催しない。
    • ランチミーティングから勉強会という流れ。(懇親会しない)
    • 開催することが目的にならないようにする。
    • 主催者は裏方に徹し、発表しないのもあり。
  • 勉強会参加のメリットを増やす
    • 主催者の興味のあるネタだけやる。
    • ネタを制限しない。(勉強会の名前とネタが違っても問題ない)
  • まとめ
    • 勉強会(コミュニティ)同士の交流がしたい。
    • 勉強会勉強会を公開した。
    • みんなで勉強会を開催して、ノウハウをフィートバックしてほしい。
  • 感想

  私の勉強会参加のメリットは、その分野のエキスパートの話が聞けたり、同じ興味を持った人と話ができたり、モチベーションが上がるというものでしたが、今回のセッションで主催者側(発表者含む)に興味を持った。
  あと、今回のセッションに参加して、参加者側ももっと努力(というか参加の意識をもつ)することが必要だと思った。
  受動的でなく、積極的に質問するとかで議論が盛り上がれば、次回開催にも繋がると思うので。(もっと積極的になれ>自分)
  みなさん、ありがとうございました。

展示とか

ノートPC上の携帯端末エミュレータ(?)みたいなやつで、Androidが動いてました。
ちょっと見ただけですが、面白そうです。動作も軽快でした。
日本での端末発売が楽しみだなぁと思いました。


オープンソースカンファレンス2008 Tokyo/Fall - いらっしゃい