RVM(Ruby Version Manager)をインストールした

Rubyにperlbrew的なツールないかなと思っていたら、RVM(Ruby Version Manager)なるものがあったので、インストールしてみました。
gem・github・ソースからインストールできるようです。
今回は、githubからインストールしました。

前準備

MacPortsから、git-coreとreadlineをインストール。

$ sudo port install git-core
$ sudo port install readline

RVMインストール

RVMで導入したRubyは、~/.rvmで管理するようなので、ディレクトリを作成しRVMをインストール。

$ mkdir -p ~/.rvm/src
$ cd ~/.rvm/src
$ git clone --depth 1 git://github.com/wayneeseguin/rvm.git
$ cd rvm
$ ./install

シェル設定

ログインシェルでRVMの設定を読み込むように、以下の記述を~/.bash_profileに追加。

### .bash_profile
[[ -s "$HOME/.rvm/scripts/rvm" ]] && source "$HOME/.rvm/scripts/rvm"

RVMからRubyをインストール

$ rvm install 1.9.2

configureオプションを渡したい時は、-Cで渡します。

$ rvm install ruby-head -C "--enable-shared,--with-opt-dir=/opt/local"

使ってみる

インストールしたRubyを確認します。

$ rvm list

rvm rubies

   ruby-1.9.2-p0 [ x86_64 ]
   ruby-head [ x86_64 ]

早速、1.9.2に切り替えてみます。

$ rvm use 1.9.2
info: Using /Users/hogehoge/.rvm/gems/ruby-1.9.2-p0
$ ruby --version
ruby 1.9.2p0 (2010-08-18 revision 29036) [x86_64-darwin10.4.0]

この状態だとログインし直すと、OS標準のRubyに戻ってしまうので、--defaultオプションで指定します。

$ rvm use 1.9.2 --default
info: Using /Users/hogehoge/.rvm/gems/ruby-1.9.2-p0

gemもバージョン毎に管理できますし、OS標準Rubyパッケージが変更になっても開発環境が維持できます。
あと、JRubyMacRubyもインストールできるようです。


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