「ビスタ」を無意味にするグーグル「二つ目の顔」

エコノミスト誌「TheWorld in 2007」特別号への寄稿でシュミットは、「情報もアプリケーションも、個々のコンピュータ上ではなく、拡散したサイバースペース大気圏の中から提供される『クラウド(雲)・コンピューティング』の時代に入ろうとしているのだ」と書く。よく私たちはインターネットを図示するとき雲のような絵を描くが、クラウドとはネットの「あちら側」のことである。「こちら側」のパソコンに情報やアプリケーションを持たずとも「あちら側」からすべて提供されるようになるのが「コンピュータ・サイエンスの進化のあるべき姿」とグーグルは信ずるのだ。シュミットは続けて「The network will truly be the computer.」(ネットワークが真にコンピュータになる)とこの文章を結ぶ。

ネットに接続できれば、ハード・OSは何でも良いということ。
(ネットというより、Googleに接続できれば良い。)

The network will truly be the computer.」(ネットワークが真にコンピュータになる)

Oracle and Sun Microsystems | Strategic Acquisitions | OracleThe network is the computer.」と同義です。
Oracle and Sun Microsystems | Strategic Acquisitions | Oracleの先見力を再確認しました。


OSが一つの企業にほぼ独占されているのも問題ですが、Google一人勝ちの状況も危険です。
でも、Googleのやることには触発されます。