本書は、スティーブ・ジョブズの伝説的なエピソードから、人生や仕事の成功に通じるエッセンスを解き明かしています。
目新しいエピソードはありませんでしたが、ジョブズの生き方や仕事術を少しでも実践できればと思いました。
基本的には、目次を見れば言いたい事は分かります。
(目次)
- はじめに
- 第1章 ジョブズ流「非常識」の秘密
- 決断は迅速に行う
- 現場には徹底して付き合う
- 必ず自分の目で確認する
- 気の置けないブレーンを見つける
- 100のアイデアを出す
- グランドデザインの重要性
- 生涯現役の気構えで働く
- 信じるときは心から信じる
- チャーミングであれ
- 良き伴侶を探す
- 旧友は大切にせよ
- 第2章 ジョブズ流「仕事」の進め方
- 担当者・専門家から情報を引き出す
- 自分のプロジェクトと成果物を愛する
- 自らの発想と他者の能力を尊重する
- 製品化できなければゼロと同じと心得る
- 仕様と納期は可能な限り前者を優先する
- 上司や部下に不安を抱かせない
- ライバルからも一目置かれる存在になる
- 第3章 ジョブズ流「ビジョン」の実現法
- 世界観を作る
- ルールに縛られない
- 選択肢を限定する
- ぶれない軸を持って基準とする
- ビジネスはトータルで考える
- 今までにない組み合わせを試してみる
- 地球規模で考え、地球規模で行動する
- 第4章 ジョブズ流「もの作り」の法則
- 足し算よりも引き算で思考する
- 秘密は守り、守らせる
- 味方を欺くのも兵法のうち
- 謝るならプラス思考で謝る
- チームワークの重要性
- アナリストに振り回されない
- プランB、プランCを用意する
- 非常識に挑戦する
- 第5章 ジョブズ流「成功」の交渉術
- 自社製品の特徴を頭にたたき込む
- 本業に関わるスピーチでは原稿は読まない
- 自分の存在意義を意識する
- 自らの強みを把握し活用する
- 自分に賭けてもらえるようにする
- 常にナンバーワンと交渉する
- 相手によらず対等に付き合う
- 決意は態度で示す
- ときにはレトリックを駆使する
- プレゼンは命と心得る
(読書メモ)
- 美学と哲学を持つ
- 世代や年齢に固執せず、幅広い関心を持つ
- すべてを抱え込まず、内外に広くアイデアを求める
- 目の前の仕事をこなしているときも、常にどこかで世界に繋がっているという意識を持つ
- バランスよく、シンプルに
- 自ら動き、能動的に動いている充足感を感じる