なぜシリコンバレーではゴミを分別しないのか? -世界一のIQが高い町の「壁なし」思考習慣-

本書は、日経パソコン オンラインのコラム「シリコンバレー通信」をまとめたものである。
シリコンバレーの楽観性を先端企業の状況や起業家の考え方、シリコンバレーでの生活を通して紹介している。


タイトルに惹かれて購入しましたが、「なぜシリコンバレーでは、ゴミを分別しないのか?」ということの答えは意外にも普通だったのですが、日本とはまったく異なるアプローチにシリコンバレーらしいなぁと感じた。このアプローチは、日本ではなかなかできないなぁと思った。
シリコンバレーの楽観性や考え方があれば、現状の不況も乗り越えて復活するだろうなぁと思った。


(読書メモ)

  • 「ラピッド・プロトタイビング」でイノベーションを。
  • もはや知識はパワーではない。本当のパワーは、知識をシェアできること。
  • 自分の才能をのばすには、金銭的安心感が重要。
  • ジョブズは、やはりプレゼンがうまい。「ジョブズの周りでは時空が歪んでいる。」
  • Googleが考える9つのイノベーション(一部抜粋)
    • 経験よりも知性を重視せよ。
    • 完璧を極めるのではなく、イノベーションを続けよ。
    • 社内政治ではなく、データを使え。
    • クリエーティビティは束縛されるのが好き。
    • ダメになりそうなプロジェクトは殺してはいけない。変形させよ。


瀧口範子「シリコンバレー通信」 | 日経 xTECH(クロステック)