システム開発工程を別々にしても良いことはない

システムを構築する際に、担当する工程を別々のベンダにお願いすることがよくある。
OSまではA社、アプリはB社、運用はC社といった具合である。
でもこれ良い事ないです。
各社得意分野とか、責任分解点の明確化とか、いろいろ理由はあると思いますが。


現場では、アプリの仕様も分からずOS導入。
アプリ導入がうまくいかないと、OSが悪いんじゃないとかっていう責任の擦り付け合いみたいなことがよく起る。
原因解明もすごく時間がかかる。(全体を見て、原因の切り分けできる人がいない。)
こんな状況なので効率も悪いし、そもそも良いシステムができるわけがない。
ということで、上から下まで1社で責任持って開発するのが理想だと思います。


工程分けて開発する場合は、

  1. 全工程をマネージメントできる優秀なプロジェクトマネージャの存在
  2. 工程毎の仕様、作業内容の徹底的なオープン化

が必須だと思います。


効率の悪いシステム開発から抜け出したい。。。