Vagrantで仮想マシンを構築する

少し前に Vagrant というツールを知ったので、試しにインストールしてみました。

Vagrant とは

Vagrant は、仮想マシン上で開発環境の構築・設定・配布を支援するツールです。
仮想マシンには VirtualBox、構成管理には Chef, Puppet を利用することで実現しています。
Ruby で書かれています。

Vagrant のインストール(OS X)

Vagrant のインストールは、以下のような流れになります。

  1. VirtualBox のインストール
    • ここから dmg ファイルを取得してインストール
  2. Ruby, RubyGems のインストール
  3. Vagrant のインストール

Vagrant のインストール

RubyGems でインストールします。

$ gem install vagrant

Vagrant から仮想マシンを起動

公式サイトにある Ubuntu 10.04 のイメージを使用して、仮想マシンを起動します。

$ mkdir ~/work/dev; cd ~/work/dev
$ vagrant box add lucid32 http://files.vagrantup.com/lucid32.box
$ vagrant init lucid32
$ vagrant up

各種操作

  • Vagrant で起動した仮想マシンへ接続
    • Vagrantfile が /vagrant に共有されています。
$ vagrant ssh
  • ssh 接続
    • ssh は 2222 へポートフォワードされています。
    • パスワードは、"vagrant" です。
$ ssh -p 2222 vagrant@localhost
$ vagrant halt


構成管理ツール(Chef)との連携は、次の機会に書きたいと思います。