世界一感動する会計の本です[簿記・経理入門]

仕訳->(総勘定)元帳->試算表->貸借対照表/損益計算書作成の一連の流れが分かりやすく解説されています。
負債と資本がどうして同じ「貸方」に仕訳されるかなど、初心者が混乱しやすいことも説明されています。
勘定項目を機械的に覚え仕訳するのではなく、こういう理由でこの勘定項目は借方(貸方)に仕訳するということが理解できました。
量も適当で、簿記の原理原則が理解できるので、入門書としておススメできると思います。

(読書メモ)

  • 費用は自分たちが出す出費だから「借方」、収益は他人と取引することで生まれるものだから「貸方」
  • 減価償却費の自己金融効果とは、利益の減少と現金の減少のタイミングのズレから生じる現象のこと。返済能力額は、「当期純利益」+「減価償却費」と考えることができる