PerlとRubyの開発環境構築メモ(ubuntu 11.10)

放置状態だったUbuntu 11.10に、PerlRubyの開発環境を構築しました。
ubuntuには、perlbrewとrvmがパッケージで用意されているのでサクッと構築。
と思ったら、Perlのインストールが失敗したり、rvmの使い方が分かっていなかったりと、ちょっとハマったので、せっかくの機会なのでメモとして残しておきます。

下準備

いろいろと必要になるので、build-essential をインストールします。

$ sudo aptitude install build-essential

Perl開発環境

1. perlbrew
システムのPerlは使いたくないので、perlbrewでPerlをインストールします。
~/work/perl5/perlbrew の配下にインストールすることにします。

$ sudo aptitude install perlbrew
$ PERLBREW_ROOT=~/work/perl5/perlbrew perlbrew init
$ echo 'source ~/work/perl5/perlbrew/etc/bashrc' >> ~/.bashrc
$ . ~/.bashrc

perlbrewが準備できたらPerlをインストールするのですが、普通にインストールすると、以下のようなエラーで失敗します。
原因は、ubuntuのライブラリの場所が変更になったからのようです。*1

$ perlbrew install perl-5.14.2
(省略)
collect2: ld はステータス 1 で終了しました
make: *** [miniperl] エラー 1

ということで、オプションでライブラリの場所を指定してインストールします。

$ perlbrew install perl-5.14.2 -Dusethreads -Dplibpth=/usr/lib/i386-linux-gnu

64bitの場合は、/usr/lib/x86_64-linux-gnu のようです。
2. cpanminus

$ perlbrew install-cpanm

3. pm-uninstall

$ cpanm App::pmuninstall

4. cpan-outdated

$ cpanm App::cpanoutdated
$ cpan-outdated | cpanm

Ruby開発環境

rvm で複数のバージョンをインストールしただけです。

$ sudo aptitude install ruby-rvm

Rubyをインストールします。

$ rvm install 1.8.7
$ rvm install 1.9.2

環境変数を設定します。

$ echo 'source /usr/share/ruby-rvm/scripts/rvm' >> ~/.bashrc
$ . /usr/share/ruby-rvm/scripts/rvm

デフォルトで 1.9.2 を使うようにします。

$ rvm --default use 1.9.2

(備考) rvmの使い方をすっかり忘れていたので、主なコマンドまとめ

      • rvm list known : インストール可能なrubyバージョンの一覧表示
      • rvm list : インストールされているrubyバージョンの一覧表示
      • rvm install x.x.x : x.x.xバージョンのRubyをインストール
      • rvm uninstall x.x.x : x.x.xバージョンのRubyをアンインストール
      • rvm use x.x.x : x.x.xバージョンの環境に切り替える
      • rvm info : rvmの環境情報表示

*1:11.04から???